毎日スーツを着ることが多い営業職。スーツを着るということは足元は革靴になりますね。
ビジネスで意外と見られているのがこの「革靴」
皆さんは何足持っていますか?
いつもきれいな革靴を履いている人は、ほぼ間違いなく何足かローテーションで履いています。

革靴って1足じゃなぜいけないの?
高いしそんなに買えないよ・・・
- 元有名メーカー革靴販売員
- 現在営業歴20年
(著者は革靴を最大15足持っていましたが現在は断捨離し6足に絞りました)
最低2足 出来れば3足
複数の革靴が必要な理由

足は一日歩くと約コップ1杯分の汗をかき、その革靴の中の汗を乾かすには1~2日はかかると言われています。
よく革靴が臭くなるのは、この汗で雑菌が繁殖しイヤな臭いの原因になっています。靴内のカビもこの湿気が原因です。
またジャストサイズで革靴を履いていないと、靴の中で足が動いてしまい無意識のうちに踏ん張ろうとし余計な汗をかいて湿気が発生し臭いやカビの原因になっています。
革靴のジャストサイズに関しては【超簡単】革靴のお手入れ方法 初めてでも簡単お手入れをご覧ください。
また革靴を1足しか持っていないと、雨や雪で濡れてしまい、翌日乾かなかったりしたらどうしますか?スーツにスニーカーというわけにはいかないと思いますので2足以上は必須となります。
さらに1日履いた革靴は次に履くまで1~2日は休ませたいので最低2足必要です。
雨や雪の日
革靴は水分にはめっぽう弱いので、可能であれば雨の日用、雪の日用で革靴は分けたいので、先ほどの普段履きの2足に+1足あれば革靴1足1足の持ちは格段に上がるはずです。
社会人になりたてで複数の革靴の用意が難しい場合は、雨の日には防水(撥水)スプレーをして対応しましょう。
ソールは革底だと一度の雨でダメになってしまうので、最初の1足目は必ず合成底で用意しましょう。
1足しか用意できない

2足以上あった方が良いのは解ったが、
今は金銭的に余裕がない
確かにしっかりとした革靴であれば2万~3万位が相場となるので、いきなり2・3足は難しいといった場合、最初に用意するべき1足は
【黒のストレートチップ 合成底】の革靴を用意しましょう。

フォーマル度が高く、どんなシーンにも対応することが出来ます。

革靴のお手入れ
出来れば一度履いたら
ブラッシングで汚れを落とし → 靴クリームを塗りこみ → からぶきで艶を出す
を毎回行いたいところですが、日常生活の中で帰宅後または出勤前に継続的に行うのは難しいと思いますので、週1回、休日の30分程捻出ししっかりお手入れしましょう。1~2足であれば慣れてくると10程度で終わるはずです。
週1のメンテナンスをしておけば、日々の多少の汚れや擦り跡はブラッシングできれいになります。
なお革靴のお手入れは自分で行いましょう!
【超簡単】革靴のお手入れ方法 初めてでも簡単お手入れ
決して奥様やご家族の方に任せないように・・・
自身で靴磨きをすることで、靴の摩耗、臭いの気付き、また大切に靴を履く事にも繋がりますので、最初は面倒だと思いますが何とか習慣化させましょう!
帰宅後の革靴のメンテナンス
革靴は一度履いたら木製のシューキーパ―に入れて保管しましょう。
木製のシューキーパ―を使うことによって吸湿性もあり型崩れも防いでくれるので、プラスチック製と比べるとやや高価になりますが、革靴を長持ちさせるには必須です!併せて用意しておきましょう。
革靴の製法
大きく分けて
- グットイヤーウェルト(価格 高い)
- マッケイ(セミマッケイ)(価格 中間)
- セメント(価格 安い)
等々まだまだたくさんありますが、製法に関しては説明しだすと長くなるので別記事にて。またはググってみて下さい。
長く履くのであれば、修理が出来たり、足になじんでくるのでグッドイヤーウェルト製法がおすすめです。有名革靴メーカーであればHPの商品説明欄に必ず製法は記載がありますので確認してみて下さい。
営業マンに革靴は何足必要か まとめ
革靴は最低2足
出来れば3足以上準備しましょう。
「今はそんな余裕はない」といた場合は、汎用性の高い1足を選び、お手入れ・メンテナンスをしっかり行って、ビジネスマンとして恥ずかしくないように履きこなしましょう。
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