スーツの正しい収納方法はカビや虫食いからスーツを守るだけでは無く、ビジネスの世界で重要な清潔感あるスーツスタイルを常に保つことが出来ます。
一方でシワだらけのスーツや型崩れしたスーツを着ていると清潔感も感じられず、【だらしない人】という印象を与えてしまいビジネスの世界ではマイナス要素しかありません。
日ごろから正しい収納方法を意識して、いざスーツを着ようと思ったときにカビや虫食い、型崩れなどのトラブルに合わないように、いつも清潔感のあるスーツスタイルを保つようにしましょう。
スーツの保管時の注意点 結論
- ジャケットは肩に幅のあるハンガーを使いスーツ間の幅を取り収納
- スーツパンツは吊り下げて保管
- 適度なブラッシングやスチームを使いメンテナンス
- 長期保存の前にはクリーニングに出す
基本的にはこの4点でOK。
難しいことはしないので、基本だけ覚えておいて間違った収納だけはしないようにしましょう。
普段のスーツの保管方法
ジャケットの保管方法
ポケットに入っているものを全て取り出し、肩に厚みがあるハンガーにスーツが触れ合わない程度(2㎝程)空けて直射日光を避けて保管。
スーツ購入時についてくる黒の肩の厚めのハンガーでもOK。
収納時の見た目にもこだわるなら肩に厚みがある木製ハンガーを使用しましょう。
肩に厚みが無いハンガーを使用していまうと、スーツの肩先の型崩れに繋がるので、ワイヤーハンガーなどは使用しないようにしましょう。
スーツパンツの保管方法
スーツパンツを購入時のようにハンガーに二つ折りにしてかけるのは太もも付近に折ジワが付いたりするので出来れば止めた方が良いです。
またデニムのように畳んで収納も折ジワが目立つので×
スーツパンツ用のスラックスハンガーがあるので裾をつまんでかけておけば膝裏のシワもある程度取れるのでオススメ。詳しくはこちらの記事に記載してありますので、ぜひ読んでみてください!
スーツのメンテナンス方法
お気に入りのスーツを長く着たい時にはメンテナンスがかなり重要なので、今まで全くスーツのメンテナンスをしていなかった方はぜひ参考にしてみてください。
スーツのブラッシング
スーツは着用の度に洗濯が出来ないので目に見えないゴミやホコリが溜まり、そのゴミがダニなどの餌になってしまうのでブラッシングで落とします。
またスーツ素材の毛が寝てしまうとテカリの原因にもなるので、素材の毛を起こしてあげるといった意味もあります。
テカりやすいジャケットの肘や背中、パンツのお尻や太もも部分のブラッシングを忘れずに。
着用後のブラッシングが難しかったら、スーツを着用時にブラッシングをする癖をつけると忘れにくいです。
週に1~2回程度の着用であれば週一メンテナンスの時に合わせても良いと思いますが、ブラッシングをするかしないで確実にスーツ寿命は変わってきます。
ジャケットにスチームがけ
ジャケットはアイロンがけは出来ないのでスチームをかけて臭いやシワ対策をします。
アイロンの高温部分がスーツに触れないように注意!スーツの素材の毛がつぶれてテカってしまうかも。
スーツから5㎝くらい離してスチームをかければOK。
スチームショットが強力なアイロンを選べば、ジャケットのスチーム掛けととスーツパンツのプレスが出来るので1台でOK。
著者は長年アイロンはTOSHIBA製を使用。今はLacooを使用。スチーム性能が魅力です!
スーツのクリーニング時の注意点
スーツがクリーニングから戻ってきた際のビニールは一見キレイなのでそのまま保管しがちですが、ビニールは通気性が無いので、必ずクリーニングから戻ってきたらかけてあるビニールはすぐ外しましょう。
またクリーニング屋さんが使用しているハンガーは簡易的なものなので肩の厚みが無いプラスチック製ハンガーの場合がほとんどなので、普段使用している厚みのあるハンガーにかけ替え必須です。
スーツの長期保管時の注意点
スーツを長期間着用しない場合は必ずクリーニングに出し、戻ってきた際はビニールを外して、スーツ購入時などに付いてくる不織布のスーツカバーに入れてクローゼット等の日陰にしまいましょう。
クローゼット内の湿気も大敵なので除湿剤もお忘れなく!
可能であればクローゼット内にしまったスーツを月1程度風通しの良い場所で陰干し出来れば尚良いですが、なかなか難しいと思うのでクローゼットや押し入れの中に防虫剤と除湿剤を準備しておきましょう!
まとめ
スーツはカビや虫食いなどダメージをおってしまうと直すことは非常に困難です。
値段も決して安くないものなので、適切に管理してきれいな状態をキープして長く着れるように普段から意識しましょう。
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