スーツパンツやスラックスの保管方法はデニムなどとは保管方法は全く違います。
デニムやチノパンなどのカジュアルパンツはタフな素材で、多少のシワや汚れは「味」として許容できるかと思いますが、スーツパンツにシワや汚れは厳禁です。
スーツパンツの汚れは基本的にはクリーニングに出すしか方法は無いので、今回は手軽に出来るスーツパンツの日常の保管方法をお伝えします。
スーツパンツはスラックスハンガーを使って収納
スーツパンツはシワが無く、センタークリース(折線)があることによって清潔感が出てきます。
膝裏や股間周りのシワが「味」として許容されることはまずないでしょう。
普通のハンガーに二つ折りにしてかけるのは簡単ですが、太もも付近に折ジワが付いたりするので出来れば止めた方が良いです。
またデニムのように畳んで収納も折ジワが目立つので×。
スーツパンツ用のハンガーがあるので裾をつまんで掛けておけば、ズボンの重みで膝裏のシワも伸びある程度シワが取れるので、今使っている普段のハンガーをスラックス用ハンガーに変更するだけでOK。
スラックスハンガーの種類
- 木製かPVC素材。
木製は高級感がありジャケットハンガーと揃えるとオシャレです。クローゼットの中も拘りたい方はこちら。
PVC素材は値段が安いのであまりお金をかけたくない方はこちら。
ズレ落ちにくい特殊加工(PVC)されているので使いやすいです。
クリップ型のハンガーは適さない
スーツパンツの逆さ吊りをするときにクリップ型のハンガーを使ってしまうと短期間であれば問題ないですが、挟んだクリップの跡が付いてしまうので逆さ吊りの際は使用しない方が良いです。
ただし自宅で洗濯後にウエストをつまんで干す分には、実際スーツ着用時にはベルトで隠れるので問題なし。
スーツパンツのアイロン掛け
スラックスハンガーを使って逆さ吊り収納をしてもある程度シワが伸びますが完全にはきれいにはなりません。
またセンタークリース(折れ線)はアイロンがけをしないとつかないので、1~2週間に一度はスーツパンツのアイロンがけをしましょう。
高温スチームをつかうと臭い対策にもなるので、面倒くさいですが履く頻度に合わせてアイロンがけをしましょう。
スーツパンツをブラッシング
スーツパンツのお尻や太もも付近がテカテカしている人を見たことはありませんか?
あれは素材の毛が寝てしまっている状態でおきる現象です。
こまめなクリーニングに出すことが理想的ですが、頻繁にクリーニングに出すことも少ないと思います。
参考リンク:スーツの正しい保管方法|お気に入りスーツを長く着用するために
そんな時は、スーツパンツをスラックスハンガーにかける際や週一のアイロンがけの際、またスーツパンツを履く際に軽くブラッシングをしてあげると、素材が起きてテカリや毛玉防止につながります。
これはジャケットにも言えることなので、テカリやすい肘付近や背中の部分は適度にブラッシングしてあげるとスーツ寿命も延びてきます。
スーツ用のブラシ(洋服ブラシ)はすぐにダメになるものでは無いので、1本購入しておけば長く使用出来るので用意しておきましょう。
スーツ以外にも毛素材のコートなどプライベートの服にも使えるのでオススメです。
その際、馬毛のブラシを選ぶと毛が柔らかく素材を傷めにくいので参考にしてみて下さい。
スーツパンツの臭い対策
基本的にスーツもスーツパンツも自宅で洗濯ができないので臭い対策も必要です。
ファブリーズやリセッシュでも良いですが、ワンランク上の香りを纏うなら「プレミアムスーツリセッター」がおすすめです。
衣類に付いた「汗臭」「加齢臭」「食事臭」「タバコ臭」を徹底消臭してくれて、ほのかに香るグリーンシトラスがポイントです。
スーツのパンツの保管方法 まとめ
- スラックスハンガーを使って逆さ吊り
- 適度にアイロンがけをし清潔感をキープ
- ブラッシングをしてあげると長持ちする
スーツは毎日着るものなので、なるべく簡単に保管してしまいましょう。
シワのない清潔感のあるスーツスタイルは社内外ともに高評価です。
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