フェリージは1973年に創業したイタリア・フェラーラ地方で創業したバッグや財布が人気のブランドで日本では2000年前後に各セレクトショップを中心に人気に火が付いたブランドです。
Googleなどで検索しようとすると「フェリージ いまさら」と関連表示が出てきますが、なぜ「いまさら」といわれるのか検証してみました。
フェリージの「いまさら」感はなぜ?
フェリージは、1990年代後半~2000年代にビームス・ユナイテッドアローズ・シップスなど各セレクトショップで取り扱われ、当時ナイロン×レザーのコンビネーションのバッグも珍しく爆発的な人気を得ました。
また当時は雑誌「LEON」も流行っておりのイタリアブランドが人気を集めていたのも一つの要因と思われます。
ファッションの世界に限らず1度爆発的に流行ってしまったものは時間が経つにつれ「流行おくれ」感は必ずついて回るものなので、当時を知っている40代以降の方はとくに「フェリージのいまさら感」を感じるのかもしれません。
ただし一度流行って今もブランドが存続しているということは、「流行のブランド」から「定番のブランド」へ定着したといえると思います。
個人的にはデザイン・使いやすさともにおすすめのブランドです!
価格がもう少し安くなれば尚良いのですが、2023年7月に原材料の高騰により値上げが実施されています。
フェリージの特徴
フェリージの人気アイテムはバッグと財布。
ブランドロゴに下には「BAGS&BELTS」と刻まれていますが、日本ではバッグはもちろんですがベルトより財布の方が人気は高いです。
イタリアブランドならではのデザイン性が高さと厳選素材ならではの耐久性、また職人のほとんどが女性ということもあり、やわらかさを感じる製品に仕上がっています。
参考リンク:フェリージの財布の評判は?おすすめのポイント
フェリージのバッグの特徴
ナイロン×レザーの異素材の組み合わせが特徴的です。
今となっては当たり前となったナイロン×レザーの組み合わせですが、フェリージでは1992年にナイロンとバケットレザーの生み合わせを発表し日本で大ヒットしました。
創業当時から、異なる質感の革やコットンキャンバスなどを取り入れたデザインが特徴的であった<フェリージ>。1992年にはナイロンとバケッタレザーの組み合わせを提案し、従来のナイロンバッグの常識を覆しました。レトロな温かみと洗練されたモダン性を共存させ、機能性も高めた異素材のコンビネーションはブランドを象徴する存在です。
Felisi公式サイトより
フェリージの財布の特徴
バッグと違い財布はレザーを使用したものが多くラインナップされています。
素材も非常にこだわっており、長く使用できる厳選素材で製品作りをしています。
個人的にはクロコ型押しのエンボスレザーの財布がお気に入りでした。
フェリージオリジナルのクロコ型押しのエンボスレザーは発色や艶も良く、耐久性も申し分ないので長く愛用出来ます。
フェリージで使用されているナイロン
フェリージで使用されているナイロン部分は、シルクのような光沢としなやかさを兼ね備えたリモンタ社のナイロンを使用。見た目の美しさだけではなくシワになりにくく摩耗にも強いナイロンです。
またレザーのように使い込むほどに柔らかく馴染んでくるのも特徴です。
フェリージで使用されているレザー
最高峰のタンナーから直接買い付けるバケッタレザーを使用。自然素材のタンニンを使った伝統的な製法で作られ、年月を重ねるときれいな経年変化が楽しめます。
クロコ型押しのエンボスレザーの財布を5年ほど使用したことがありますが、あまり経年変化しませんでした。
フェリージで使用されている金具
フェリージで使用されている金具の多くが真鍮で作られています。
対腐食性が高く、古くから船舶や家具・楽器にも使用されている真鍮は使い込むほどに渋みを帯びてきます。
フェリージの商品レビュー
実際にフェリージの財布とバッグを使用したレビューもありますので、ぜひ読んでみて下さい!
フェリージをいまさら持つのはアリ?なし?まとめ
- 個人的には全然アリ!というかおすすめのブランドです!
- 一時期の爆発的な人気はありませんが、今や定番ブランドとして一定の地位を確立したブランドになっています。
品質は著者も何製品か使用して感じたのは、デザインだけでは耐久性も高く高品質なブランドなので気になる方は一度実店舗や公式サイトなどをチェックしていてください。
著者のような地方在住者は直営店などはなくフェリージ取扱店でも品揃えがイマイチの事が多いので公式サイトがおすすめです。
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