新社会人としてスーツを着用しネクタイを締めるとビジネスマンとしての一歩を踏み出した感じがありますよね。
ただし出社前の準備として、スーツやワイシャツ、革靴なども用意しないといけないのでお金がどんどんなくなっていきます。
かといって毎日同じネクタイをしていくのは絶対にやめた方が良いです。
働き始めは上司や先輩もあなたの事をよく知らないのでどうしても見た目での判断が大きくなっています。同期の中でもなるべく好印象にしていた方が何かとメリットも多いはず。
では新社会人として最低限必要なネクタイの本数は?
また選び方のポイントは?
社会人歴20年、現在金融系管理職サラリーマンとして教育も担当している著者が解説します。
新入社員に最低限必要なネクタイの本数
週5日勤務と想定した場合、毎日ネクタイは変えた方が良いので5本は用意しましょう。
高いネクタイを用意する必要は無く、スーツカンパニーやスーツセレクトなら1本2~3,000で購入出来るので最初はそれで充分です。
余裕が出てきたら、勝負ネクタイとして少し良質な物を買い足していけばバリエーションを楽しむことが出来ます。
著者はこの記事作成に当たり現在持っているネクタイを数えたら、普段使用していないものも含めて43本もありました。良い機会なので断捨離します。
新入社員におすすめのネクタイの柄
スーツやワイシャツに合わせてネクタイを選ぶのが基本ですが、スーツもワイシャツも新入社員の頃は無地かシャドーストライプなどシンプルなものが多いはず。
そうなるとネクタイは無地や小紋柄やレジメンタル(ストライプ)のネクタイが相性良いです。
新入社員におすすめのネクタイの色
こちらもスーツやワイシャツの色によって相性は変わってきますが、濃紺や明るすぎないブルー系が色々なスーツに合わせやすくてオススメです。
また茶系のネクタイも合わせやすいのでオススメです。
ネクタイの太さ
最近はナロータイと呼ばれる細めのネクタイも多く販売されていますが、ファッション系の職種以外はビジネスにはあまり適していません。
ナロータイはホストっぽさが出て、太すぎるネクタイはオジサンくささが出てしまうので、購入の際はネクタイの太さも注意してください。個人的には8㎝がおすすめです。
ネクタイを選ぶ時のポイント
ネクタイは【ディンプル】といった結び目のくぼみを作りますが、ここがきれいに出来るかがポイント。
実店舗購入の際は軽く結んでみて、ディンプルがきれいに出来るか確認。
ネット購入の際は結んである画像を見てきれいにディンプルが出来ているか確認した方が良いです。特にネット購入の際は結んでみたらディンプルがきれいに出来ないこともあるのでがっかりします。
著者はこれで何度も失敗しています。
中価格帯のオススメ ネクタイブランド
ビームスやユナイテッドアローズなどのセレクトショップのネクタイは10,000円以内で購入できデザインもオシャレなものが多いのでオススメです。
メイドインジャパンで言うとフェアファクスも10,000円前後で購入でき、安定のクオリティなので買い足しの際は参考にしてみて下さい。
ネクタイの収納方法
ネクタイはシワにならないようにネクタイハンガーにかけて収納しておくのが簡単です。
選びやすいし一石二鳥。
畳んで収納しておくと、折り目が付いてしまいネクタイを結んだときにかっこ悪い+折り目をなくすのが大変です。
新入社員は選ばない方が良いネクタイ
新入社員や転職したての頃は選ばない方が良いネクタイの特徴を5つほどあげてみます。
ハイブランド品
新入社員はプレゼントでハイブランドのネクタイ(グッチやルイヴィトン、バーバリーなど)を貰っても職場にしていかない方が無難。一目でブランド特定されてしまうので先輩社員たちに良く思われないかも。
基本的に上司や先輩より「目立つ」ネクタイはしていない方が良いです。
頂きもののハイブランドのネクタイはパーティや結婚式などにしていくか、もう少し社会人経験を積むまで大事に保管しておきましょう。ハイブランド品は何年たっても廃れなく使えるはずです。
派手過ぎるカラーのネクタイ
ピンクや明るすぎる赤のネクタイなど派手過ぎるカラーのネクタイは新人の頃はやめておいた方が無難。年配社員など良く思わない方もいるかもしれないので、ネクタイで自分を主張せず、勤務態度でアピールしましょう!
キャラクターやユニークな柄
例えば小さいアヒル柄やバナナ柄など本人は面白がって選んでいるかもしれませんが、ビジネスの世界では適しませんので、プライベートで楽しんでください。
ペイズリー柄
デザインやカラーによっては非常にオシャレにもなるペイズリー柄ですが、新入社員や若手がするにはレベルが高すぎます。
特に個人的な体感では女性受けも良く無いので、避けておいた方が無難。
ベテランになったらチョイスしてみても良いかも!?
ニットタイ
その名の通りニット素材のネクタイ。
こちらもジャケパンスタイルに合わせると非常にオシャレですが、新入社員の頃は基本的に避けていた方が良いと思います。
カジュアル度も高いですし、年齢が高い上司には理解できないかもしれませんので新人の頃は様子を見ましょう。
ネクタイピン
ネクタイを着用していることに慣れていないと、デスクワークなどの際にネクタイが邪魔なのはよく解りますが、ネクタイピンをしてしまうと一気にダサい・オジサン臭さが出てしまうのでネクタイピンは付けないでおきましょう。
ここはガマン一択です!
まとめ
- 新入社員に最低限必要なネクタイの本数は5本
- ネクタイのオススメカラーはブルー系
- ネクタイの柄は無地や小紋柄、レジメンタル(ストライプ)
- ネクタイの太さにも注意
- 派手、個性的なネクタイは避ける
以上、新入社員のネクタイについてご説明しました。
ネクタイは首元にあるのでどうしても視線が集中します。
社内外ともに清潔感のあるスーツスタイルが好まれますので、ネクタイはその印象を決定づけると言っても過言ではありません。
面倒でもネクタイを締めなければいけないのであれば、相手に好印象を与えましょう。
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