WordPressの人気テーマの「Cocoon(コクーン)」と「SWELL(スウェル)」
無料の「Cocoon(コクーン)」を2年使用していた著者が、新ブログ立ち上げ時に有料テーマの「SWELL(スウェル)」を購入しました。
現在は2サイト、雑記ブログをCocoon、特化ブログをSWELLで運営しています。
Cocoonr歴2年の著者が人気WordPressテーマのSWELLを使用してみた感想をまとめました。
SWELL購入検討の方の参考になれば幸いです。
CocoonとSWELLの違い
CocoonとSWELLの細かな違いは多くありますが、一番差が大きいと感じたのは下記です。
スマホ表示の例をあげてみると
- Cocoon→スマホ表示の変更はCSSをいじる必要がある
- SWELL→基本の機能で変更はある程度自由(CSSはいじらなくてOK)
今はスマホでブログ(サイト)を見る人がほとんどなので、スマホでの見え方や操作性が重要です。
Cocoonで今のスマホ表示にするときにCSSをいじっているのでちゃんと変更になるかドキドキしました。がSWELLは設定をいじるだけで簡単に出来てしまいます。
CocoonとSWELLはブロックエディタに完全対応
CocoonとSWELL両方ともブロックエディタに完全対応しています。
WordPressの基本的なブロック以外に、それぞれ独自のブロックが存在します。
このブロックの数がSWELLは豊富なので自分好みの装飾が簡単にできます。
ブログに費用をかけたくないならCocoon
Cocoonは無料テーマでありながら有料テーマに決して劣らない機能と定期的なアップデートがされています。
著者もブログ開設時は強く思っていましたが、「収益がでるかわからないブログに費用はなるべくかけたくない」と思っているか方も多いと思います。
初心者個人ブロガーの最優先事項は「記事数の積み上げ」なので費用をかけたくない方は、まずは無料のCocoonでWordPressの操作に慣れながら記事の積み上げをしていけば良いと思います。
ブログを続けられそう+絶対収益が上がるまでブログを辞めない!という強い意志のある方は最初からSWELLの導入をしても良いと思います。
個人的にはCocoonもSWELLもどちらもおすすめです。
SWELLを使用してみた感想
現在もCocoonとSWELLの2つをブログごとに使い分けていますが、SWELLは本当に細かいところも簡単操作で対応できるといった感想です。
最低限の記事装飾で良ければCocoonでも十分ですが、ブログ運営を続けているとアレもコレもしたいといった願望が出てきますが、だいたいのことはSWELLの設定上で対応できます。
Cocoonでも出来ますがCSSの知識が必要です。
ここから著者が特に感じたSWELLのメリット・デメリットを3つずつあげていきます。
SWELLのデメリット
ネット上にはSWELL大絶賛の記事も多く見かけますので、著者が感じたデメリットを3点ほどあげておきます。
デザインに凝ってしまう
SWELLは簡単操作でブログ(サイト)デザインが変更できます。
ただ簡単にデザイン変更ができてしまうから、本体ブロガーは記事作成に集中しないといけないのに、サイトデザインに凝ってしまい肝心の記事数が増えないといった状態になりがちです。(著者もなりかけましたしX(旧Twitter)でもよく見かけます)
微妙な色の変更なども簡単に出来てしまうのでデザイン沼にハマらないようにしないといけません。
一日のPVが見れない
特にCocoonユーザーは、一日、週、月のPVをよくチェックしていたと思いますが、SWELLは記事の総PVは表示されますが、一日のPVは見ることができません。
SWELLでもプラグインを使用すると見れるようになりますが、PVカウント用のプラグインは重くページの表示速度に影響を及ぼす可能性も高いので著者は利用していません。
購入価格が高い
¥17,600(税込)
著者もSWELL導入時に一番躊躇したのは購入価格でした。
特にブログ開設したては、収益が上がるか何の保障もないのに17,600円の初期投資には大いに悩みました。
ただSWELLは買い切り型で一度購入してしまえば、複数のサイトで使用可能なので何個かブログを作ってみようと考えている方にはおすすめです。
SWELLのメリット
特に著者がSWELLを使用していて良いと思った点も3点あげておきます。
デザイン性の高さ
いろいろなSWELL評で聞き飽きたかもしれませんが、SWELLはCSS(カスタマイズ)の知識がなくても簡単操作でオシャレなサイトが作成できます。
WordPressの場合、機能はプラグインを追加することで強化できますが、デザインの変更はテーマごとに決まっているので、ブログ(サイト)の見た目にもこだわりたい方にはSWELLはおすすめです。
Cocoonは基本的な部分以外のデザインはCSSをいじらなくてはいけないので、少しハードルが高めです。(ただし先輩ブロガーたちが記事にしてくれているので基本コピペでできてしまいますが)
開発者のアップデートが早い
SWELL開発者の「了」さんのアップデート対応は迅速です。
最近だとステマ対策用のアップデートやWordPressアップデートの対応など早急に対応してくれました。
また機能面の追加や改善なども定期的にしてくれるので、はっきりいって最高です。
X(旧Twitter)をフォローしておくといち早く情報が手に入ります。
Cocoonの開発者の「わいひら」さんも決して対応が遅いわけではなく2023.11月現在はしっかりと対応してくれています。
ただし「わいひら」さんは体調面の不安と2022.9月にエックスサーバーにCocoonの事業譲渡を行っているので、今後の対応がどうなっていくかは未知数です。
ボタン計測が優秀
SWELLはアフィリエイトリンクを貼る際に、テーマの機能だけでボタンのクリック率計測機能が付いています。
特に難しい操作はなく、コードを張り付けて一か所チェックをいれるだけでOK。
ブログで収益を上げていくにはトライ&エラーで試行錯誤していかないといけないので、データ計測は重要です。
通常、ボタンクリック率計測などはGoogleアナリティクスなどでの面倒な設定が必要です。
SWELLにしたら稼げる?
有料テーマにしたからといって稼げるわけでなく、あくまで記事の質によるものなので、CocoonでもSWELLでもテーマを変えたからといって稼げるようになるといったことはありません。
CocoonとSWELLのSEO対策の違いは?
CocoonもSWELLもSEOの設定項目に大きな差はありません。
SEOは様々な要件が重なって評価されるため、どちらが優れているとは言いにくく明言はできません。
Cocoon使いがSWELLを使用してみた感想 まとめ
- SWELLは簡単に専門知識がなくてもオシャレなサイトが作れる
- 開発者のアップデート対応などが早い
- 販売価格は高め
- とにかく費用をかけたくない人はCocoonでOK
- WordPressテーマをSWELLにしたからといって稼げるわけではない
著者は現在運営中の2サイトはCocoonとSWELLで運営していく予定ですが、新たに3個目のサイトを立ち上げるときは、きっとSWELLで立ち上げると思います。
そのくらいSWELLは使いやすいテーマです。
著者もSWELL導入にはすごく悩みましたが、もっと早くSWELLの存在を知っていれば2サイトともSWELLで運営していたと思います(笑)
SWELL導入に悩んでいる方の参考に少しでもなれば幸いです。
SWELLの導入方法はSWELLの購入と導入方法 注意点も解説をご覧ください。
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